ご挨拶

ご挨拶

医療資源循環推進機構(RINGS)のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本団体の代表を務めております、対馬義人です。

近年、医療の高度化とともに、造影剤や医療用資材など、医療現場で使用される化学物質・資源の量は着実に増加しています。これらは診断・治療に不可欠である一方、使用後は環境中に排出され、長期的な環境影響や資源の持続可能性という観点から、新たな課題として認識されつつあります。

医療は本来、人の健康と生命を守るための営みです。その医療行為が、結果として環境や将来世代に負荷を残すものであってはならない――。
私たちはそのような問題意識のもと、「医療資源を循環させる」という視点から、環境と調和した持続可能な医療のあり方を探究・発信することを目的として、本団体を設立しました。

RINGSでは、中核事業として「持続可能な医療のためのヨード・ガドリニウムリサイクル・プロジェクト(RINGS project)」を推進しています。本プロジェクトは、造影剤に含まれるヨードやガドリニウムといった医療資源に着目し、環境影響の低減と資源循環の可能性を、科学的・社会的な視点から検討する取り組みです。また、医療用プラスチック資材を含め、医療現場における資源利用全体についても、将来的な課題として視野に入れています。

本法人は、特定の技術や結論を拙速に提示することを目的とするものではありません。医療者、研究者、企業、行政、そして市民社会と広く対話しながら、調査研究、情報発信、啓発を通じて、医療資源循環の「在り方」を共に考えていく場でありたいと考えています。RINGSの活動は、皆さま一人ひとりの関心とご理解によって支えられています。本法人の趣旨にご賛同いただけましたら、ぜひ様々な形で関わっていただければ幸いです。

今後とも、医療資源循環推進機構(RINGS)へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

医療資源循環推進機構
代表 対馬 義人